カーペットは、こぼれた飲食物のシミなどしつこい汚れがつくうえに、清掃が難しいものです。洗剤を使った場合、濡らす必要がありますから、乾燥に時間がかかります。起毛に入り込んだ汚れは落ちにくく、濡らすと乾きにくい。厄介ですね。
そこで、バルチャーという比較的新しく登場した機械を使います。これは小さな円形のブラシを高速回転させることで、カーペットの毛をかき分けて清掃が行えます。また最小限の水分で洗剤が使えるので、乾燥が早いの利点です。
似たような機械に、大きな一つのタワシ的なパットを回転させるポリッシャーという道具があります。これは大きなパットを一軸で回すので暴れ馬のようにどこに行くかわからず、意図したとおりのライン取りで動かすには、そこそこの慣れが必要となります。
その点、バルチャーは、3つのブラシを回転させるので、ブラシの回転に振り回させることなく安定した動きとなります。扱いやすくなるので、作業効率が上がります。